節約を始めると、まず「何から削るか」を考えます。でも実際にやってみて分かったのは、どこで止めるかを決めていないと苦しくなるということでした。
僕は借金240万円を返している最中です。削れるものはだいぶ削りました。それでも削らないと決めているものがあります。
この記事では、まっさきに削ったもの、一度削って戻したもの、そして一度も削っていないものを、順番に書きます。
この記事でわかること
- 僕が固定費に手をつけた順番
- 食費を一度削って、戻した理由
- 削る順番と、止めどころの決め方
結論|削る順番より、止めどころを先に決める
僕が手をつけた順番は、こうでした。
| 順番 | 何を |
|---|---|
| 1 | 通信費 |
| 2 | サブスク |
| 3 | 食費 ← 削って、戻した |
| 4 | 保険 |
| 5 | 光熱費 |
| 6 | 家賃 |
3番目でつまずいています。固定費がまだ残っているのに、食費に手を出しました。戻して、4番目からやり直しています。
そして犬にかけるお金は、一度も削っていません。
まっさきに削ったのは通信費だった
最初に手をつけたのはスマホ代です。auから楽天モバイルに乗り換えて、月約9,000円が3,278円になりました。差は月5,722円です。
次に手をつけたのがサブスクでした。一度まとめて確認して、毎月使っていないものを解約しています。
ここを選んだ理由ははっきりしています。一度やれば、あとは何もしなくていいからです。
どちらも我慢が要りません。使えるデータ量は変わらないし、解約したサブスクは元々使っていなかったものです。生活は何も変わらないのに、お金だけが残る。こういうものから削るべきだと思っています。
乗り換えのときに何をしたかはauから楽天モバイルに乗り換えた実体験に書きました。どの固定費から見直すかの順番は固定費を見直すならどこから?にまとめています。
食費は一度削って、戻した
ここで僕は、食費に手を出しました。3番目です。
そして戻しました。
今思えば、早すぎました。保険も光熱費も家賃も、まだ手つかずだったからです。
削らないと決めたのは、最初からではありません。途中からです。一度やってみて、これは違うと思ったからです。
なぜ戻したのか
理由はひとつです。健康第一だと思ったから。
食費を削るというのは、食べるものを変えるということです。安いものを選ぶ、量を減らす、外で買わずに済ませる。短期間ならできます。
でも僕が考えたのはこうでした。
いつか体を壊して、まともに働けなくなってしまう。
そうなったら、返済どころではありません。返済は働けることが前提です。その前提を削ってしまったら、意味がないと思いました。
月に数千円を浮かせるために、その前提を危うくするのは割に合いません。だから戻しています。
一度も削っていないのは、犬にかけるお金
食費とは別に、最初から一度も削っていないものがあります。犬にかけるお金です。
ごはんも、病院も、必要なものは削っていません。犬を迎えて1年でいくらかかったかは犬を迎えて1年、増えたお金を全部出しますに全部出しました。
急な病気や怪我に備えて、別に貯めているお金もあります。そこには引っ越しでお金が足りなくなったときも手をつけませんでした。その話は貯金があるのに借りましたに書いています。
今の食費はこれくらい
戻した結果、今の食費はこうなっています。
- 自分の食費: 月2〜3万円
- 共有の口座から出している食費: 月2.5万円前後
これが多いか少ないかは、人によると思います。僕は「これ以上は削らない」と決めているだけです。
共有の口座をどう使っているかは銀行口座は4つに分けましたに書きました。1つの口座の中で、家賃・光熱費・犬の貯金に分けています。
削らないことに、後ろめたさはない
正直に書きます。後ろめたさはありません。
返済中なのに全部を切り詰めていない、という後ろめたさを感じる人もいると思います。僕にはそれがありません。
そのあと、削るところは削ったからです。
食費を戻したあと、手つかずだった固定費に戻りました。
- 保険: 月1万円ほどのドル建て積立保険を解約(ドル建て積立保険を解約した話)
- 光熱費: 電力会社を切り替え(電力会社を変えたら電気代は下がる?)
- 家賃: 14万円 → 12.5万円(「払える家賃」と「貯まる家賃」は違う)
通信費の5,722円と合わせれば、月3万円以上です。
つまり食費に手を出した時点では、まだ3万円ぶんの余地が残っていたということです。そこに気づかず、先に食事を削っていました。
我慢の総量を増やすことが目的ではありません。お金が残る形をつくることが目的です。
削る順番のおすすめ
ここまでの経験から、順番はこうだと思っています。
- 一度やれば終わるものを全部やる(通信費・サブスク・保険・光熱費・家賃)
- そこを全部やり切るまで、食費には手を出さない
- それでも足りないときだけ、変動費を見直す
- ただし、健康と、家族に関わるものは削らないと決めておく
僕は2を守れませんでした。固定費が3万円ぶん残っているのに、食費を削っていました。苦しいわりに、効きません。
そして4が抜けると、どこまでも削れてしまいます。上限ではなく下限を決めておくということです。
まとめ|上限ではなく、下限を決める
節約の記事はたいてい「どう削るか」を書きます。でも僕がやってみて大事だと思ったのは、どこで止めるかでした。
- 最初は通信費とサブスク。我慢が要らないから
- 3番目に食費へ行って、戻した。固定費がまだ3万円ぶん残っていたから
- 戻したもうひとつの理由は、体を壊したら返済もできないから
- 犬にかけるお金は、一度も削っていない
削らないものを1つ決めておくと、節約が苦しくなりません。続かない節約は、結局お金も残りません。
毎月の家計と返済の数字は返済レポートで公開しています。





