貯める PR

貯金があるのに借りました|犬のためのお金には手をつけない

「貯金があるのに借りました 犬のためのお金には手をつけない」と書かれた記事のアイキャッチ。キャップをかぶった大福のキャラクター「だいふく」の足元に、無地の封筒と豚の貯金箱とコインが置かれている
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

借金を返しながら、貯金もしたほうがいいのか。手元にお金があるなら、先に崩すべきなのか。

僕も迷っていました。そして2026年9月、はっきり試されることになります。家の契約でお金が足りなくなったのに、貯金には手をつけず、借りるほうを選んだからです。

この記事では、そのとき何にいくら必要で、どうしてそう決めたのかを書きます。金利を払ってでも守ったお金の話になります。

この記事でわかること

  • 貯金があるのに借りた、そのときの数字
  • 崩さないと決めていた理由
  • この考え方が向く人・向かない人

貯金は35万円ありました。でも崩さずに借りました

2026年9月、家の契約にあたってお金が足りなくなりました。足りなかったのは約20万円です。

そのとき、貯金がまったくなかったわけではありません。約35万円ありました。

それでも僕は、その35万円に手をつけませんでした。かわりに20万6千円を借りています。もともと使っている三井住友銀行のカードローンで、金利は12%です。

貯金があるのに借りる。数字だけ見れば、損な選択に見えると思います。

何にいくら必要だったのか

かかったのは、家を契約するときの初期費用です。住み始める前に、まとめて出ていきます。

このうち僕が用意する分は、約35万円でした。

これが月々の支払いなら、家計のやりくりでなんとかなります。でも初期費用は一度にまとめて出ていきます。毎月の収支が黒字かどうかとは、別の話でした。

足りない分は、ボーナスの取り置きで埋めた

まるごと20万円以上が不足していたわけではありません。

2026年7月のボーナスから、少し取っておいた分がありました。まずそれを充てています。ボーナスは基本的に借金の返済へ回しています。ただ、このときは一部を残していました。

それでも足りなかったのが、約20万円です。

なぜ犬の貯金に手をつけなかったのか

手元にあった35万円は、犬のためのお金でした。

うちには夫婦の共有口座があって、家賃・光熱費・犬の貯金という3つの目的に分けてお金を入れています。そのうちのひとつが、この35万円です。

使いみちは決めてあります。急な病気や怪我で、病院代がかかったときです。

犬を迎えたのは2025年の7月でした。そのときから貯め始めています。ペットの治療費に健康保険はきかないので、まとまった額が必要になったら、自分たちで出すしかありません。

だから僕にとって、この35万円は「貯金」というより「使う日が決まっていないだけの支払い」に近いものでした。引っ越しに使ってしまえば、その日が来たときに払えなくなります。

犬にどれくらいお金がかかるのかは犬を迎えて1年、増えたお金を全部出しますにまとめました。

金利12%を払う、という選択

借りたということは、利息を払うということです。ここはごまかしようがありません。

正直に書くと、僕は「この20万6千円に対して利息がいくらかかるのか」を計算しようとして、できませんでした。カードローンの利息は、借りた分ではなく残高全体にかかるからです。

借りた時点で、すでに約37万円の残高がありました。そこに20万6千円が乗って、合計57万円。利息はこの57万円に対してついています。だから「この借入の利息は◯円」という切り出し方は、そもそもできません。

これは自分で確かめるまで知りませんでした。「10万円借りたから利息は◯円」と単純に考えていた人は、僕だけではないと思います。

金利12%という条件は、僕の契約のものです。カードローンの金利は契約した限度額によって変わるので、誰でも12%になるわけではありません。

この57万円は、2026年12月に返し終える予定です。長く借り続ける前提ではありません。

比較しなかったのは、先に決めてあったから

このとき僕は、「崩す」と「借りる」を天秤にかけていません。比較していないのです。

犬の貯金には手をつけない。これは引っ越しの前から決めてありました。だから足りないと分かった時点で、選択肢はもう借りることしか残っていませんでした。

返済と貯金のどちらを優先するかについては、以前は迷っていました。今はこう考えています。

最初は迷った。ただ、金利の怖さを知ったので借金返済を優先してる。

金利の怖さを知ったのは、借金を一本化したときでした。返済先がいくつもあった状態から1社にまとめたとき、気持ちがはじめて少し軽くなっています。減った金額ではなく、まとまったというタイミングのほうが効きました。そのときの話は借金240万円を一本化するまでに書いています。

そもそも、なぜ手元に現金が少なかったのか。収入は増えていたのに残っていなかったからです。その記録は昇給しても借金は減らなかったにまとめました。

この考え方が向く人・向かない人

念のため書いておきますが、借りたほうが得だという話ではありません。利息を払う以上、お金の面では損をしています。

そのうえで、この考え方が成り立つかどうかは条件によります。

向くと思う人

  • 使いみちが決まっている貯金がある人。崩したら意味がなくなるお金かどうかが基準になります
  • 返し終える見通しが立っている人。僕の場合は数ヶ月です
  • 借入の金利が、なんとか許容できる範囲にある人

向かないと思う人

  • 返済の目処が立っていない人。借入が増えるだけになります
  • 高い金利でしか借りられない人。守るために払う額が大きくなりすぎます
  • その貯金を崩しても困らない人。それなら崩したほうが安く済みます

僕は利息を払いました。そのかわり、犬に何かあったときに払えるお金は手元に残っています。それに納得できるかどうか、という話でした。

まとめ|「崩さないお金」を先に決めておく

この判断ができたのは、僕が冷静だったからではありません。先に決めてあったからです。

目の前に35万円があって、20万円足りない。その場で「崩すか、借りるか」を考えはじめたら、落ち着いて決めるのは難しかったと思います。

だから貯金を始めるときに、ひとつ決めておくことをおすすめします。

その貯金は、崩していいお金か。崩さないと決めるお金か。

僕は最終的に270万円を目標にしていて、内訳もだいたい決めてあります。生活防衛資金に120万円、犬の貯金に50万円、特別費に50万円、残りは家具の買い替えなどの備えです。分けておくと、迷う場面が減ります。

正直に言うと、貯金を始めて生活が変わった実感はまだありません。額が小さいうちは、何も起きないからです。それでも、使いみちを決めたお金があるかどうかで、いざというときの判断は変わりました。

返済しながらお金をどこに置くかは、投資でも同じことを考えました。借金を返しながら投資したくて、ポイントだけで始めましたに書いています。毎月の家計と返済の数字は返済レポートで公開しているので、そちらもどうぞ。