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経済圏は1位を集めなくていい|7つ比べて決めた80点の選び方

「1位を集めなくていい 7つ比べた 経済圏は80点で十分」と書かれた記事のアイキャッチ。キャップをかぶった大福のキャラクター「だいふく」が頭の横に「?」を浮かべて考えこんでいて、足元に無地のカードが横一列に並んでいる
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ポイントの倍率を追いかけるのが、しんどくなったことはありませんか。

僕は楽天経済圏を使っています。でも「本当に楽天でいいのか」が気になって、7つの経済圏を全部調べ直しました。

結果、楽天が単独1位だった項目は7つ中1つだけでした。銀行の金利とクレカ積立の還元率では、はっきり負けています。

それでも、僕は変えません。この記事では、その理由を数字のまま書きます。

この記事でわかること

  • 7つの経済圏を自分の基準で採点した結果
  • 楽天が負けている2つの項目と、その差が何円なのか
  • 1位を集めずに決めるときの考え方

結論|1位を集めなくても、全部が合格点ならいい

先に結論を書きます。

経済圏は「1位の数」で選ばなくていい。自分の基準で全部が合格点に乗っているかで選べば十分でした。

僕が調べた7つを、自分の基準で5段階にしたのがこれです(2026年9月26日時点、すべて各社の公式サイトで確認)。

項目 1位 楽天
スマホ(通信費) 楽天 5
ポイントの使い道 楽天・ドコモ 5
証券 楽天・SBI 5
カードの基本還元率 楽天・ドコモ・au 5
カーシェア 楽天・ドコモ 5
クレカ積立の還元率 ドコモ 3
銀行の金利 PayPay 3

単独1位はスマホだけ。2つは負けています。

そのうえで総合点を出すと、こうなりました(7項目×5点=35点満点。サービスを持っていない項目は0点)。

順位 経済圏 総合点
1 楽天 31
2 ドコモ 29
3 au 22
3 PayPay 22
5 イオン 17
6 SBI 14
7 Amazon 6

突出はしていないけれど、穴がない。僕が楽天を続けている理由はこれでした。

そもそも僕は、比較して楽天を選んでいない

正直に書きます。僕は最初から7つを比べて楽天にしたわけではありません。

楽天ポイントは通算31万ポイント貯まったに書いたとおり、きっかけはスマホ代を下げたかっただけでした。楽天経済圏のためではありません。

そのあと「ほかも楽天に寄せたらどうなるんだろう」と思って、少しずつ広がっていきました。

だから今回、あらためて全部調べ直しました。今ゼロから選んでも楽天なのか、確かめたかったからです。

採点に使ったのは、一般的な基準ではありません

比較記事を読むと、たいてい還元率の表から始まります。でも僕が見ているのは、そこではありませんでした。

自分の基準を先に書き出すと、こうなります。

  • 銀行:ネット銀行であること/金利/手数料
  • 証券:窓口を通さないこと/手数料/NISAでクレカ積立とポイント投資ができること
  • クレカ:年会費無料/還元率に縛られすぎない/貯まったポイントが使いやすいこと
  • ポイント:特定の経済圏でしか使えないものは選ばない。使い道が多いこと
  • スマホ:格安SIMが使えること
  • 車:カーシェアが使えること

証券を窓口で作らないのは、僕が営業に弱いからです。人に勧められると要らないものまで契約してしまう自覚があります。その話は証券口座の選び方に書きました。

比べたのは、楽天・SBI・ドコモ・au・PayPay・イオン・Amazonの7つです。「6大経済圏」と呼ばれることが多いのですが、僕にとってはSBIが7つ目に要りました。楽天がなければSBIを選ぶからです。

大手キャリアの3つは、料金で落ちた

ドコモ・au・ソフトバンク(PayPay)は、スマホ代の時点で候補から外れました。

データ無制限のプランを並べると、こうです(2026年9月26日時点、各社公式より)。

割引なし 割引後 割引の条件
楽天モバイル 3,278円 — 条件なし
ドコモ MAX 8,448円 5,148円 各種割引
ソフトバンク テイガク無制限 8,008円 5,148円 家族3人+光/Air+指定カード
au 使い放題MAX+ 7,788円 5,258円 家族割3人以上+スマートバリュー+カード払い割

比較記事は「割引後」の金額を並べがちです。でもその割引には条件があります。家族3人以上と、固定回線と、指定のカード払い。全部そろわないと5,000円台にはなりません。

楽天の3,278円には、条件がついていません。

楽天が勝ったのは、スマホだけだった

大手3社を外すと、残るのは楽天モバイルとイオンモバイルの2つでした。

イオンモバイルは1GB 858円からの従量制で、データ無制限のプランがありません。単独プランで無制限があるのは楽天だけでした。

僕は月約9,000円から3,278円にしています。実際の請求は家族割を含めて3,171円です。内訳はauから楽天モバイルに乗り換えた実体験に明細のまま出しました。

負けている2つ|銀行の金利とクレカ積立

ここは削らずに書きます。

銀行の金利

金利 条件
PayPay銀行 最大 年0.8%相当(2026年11月1日から) 預けるだけ
auじぶん銀行 0.85%(同) 通信プランの契約が前提
楽天銀行 年0.48% マネーブリッジ(楽天証券との連携)が必要

楽天は負けています。しかも条件も重いほうです。

クレカ積立の還元率(年会費無料のカードで比較)

還元率
dカード 1.1%
PayPayクレジット 0.7%
楽天カード(一般) 0.5%(ゴールドで0.75%)

「最大4%」といった数字も見かけますが、調べると年会費の高いカードか、通信プランの契約が条件でした。年会費無料だけで並べると、楽天は3番手です。

それでも変えないのは、金額が小さいから

ここが一番大事なところです。

クレカ積立の還元率0.5%の差は、月10万円積み立てて月500円。

スマホ代の差は、月5,722円。

桁が違います。

固定費を見直して、はっきり減ったのは月15,700円だけでしたにも書きましたが、金額の大きい固定費を1つ動かすほうが、小数点以下の還元率を追いかけるよりずっと効きました。

調べて意外だったこと

正直に書くと、楽天が圧勝していると思っていた項目が、そうではありませんでした。

ポイントの使い道はドコモと同率でした。dポイントはドコモ料金に1ポイント単位で充当でき、ランクに応じて最大5%上乗せされます。dポイント運用もあり、SBI証券でも使えます。

楽天ポイントの強みは、スマホ代に充てられることでした。上限は3万ポイント、ダイヤモンド会員なら50万ポイントまでです。僕は通算31万ポイント貯めているので、これは現実的な選択肢になります。

カーシェアも同率でした。楽天カーシェアは月額0円ですが、dカーシェアも月額無料で、拠点は全国10,000か所以上あります。

証券は楽天とSBIが並びました。僕が「楽天がなければSBI」と考えていたのは、ここが理由です。

それでも楽天にしている理由|穴がないこと

総合点は31点で1位でした。2位のドコモは29点。差はわずかです。

それでも楽天なのは、穴がないからです。証券も銀行もスマホもカーシェアも一通りそろっていて、「使えないほど低い」項目がありません。

SBIは証券が5点でも、銀行もスマホもカーシェアもないので14点まで落ちます。Amazonは6点でした。

そして、1位を集めようとすると経済圏がバラバラになります。スマホは楽天、銀行はPayPay、クレカ積立はドコモ、と分けた瞬間に、管理する口座もアプリもポイントも増えます。そこまでして取り返せるのが月500円なら、僕はやりません。

家計簿が続かなかった僕が続くようになった理由にも書きましたが、完璧な形より、続く形のほうが結果的に残ります。経済圏も同じでした。

こういう人には、楽天を勧めません

  • 今の大手キャリアに不満がない人。乗り換えの手間に見合わないかもしれません
  • 還元率を最大化したい人。1位を集めるなら、別の組み合わせになります
  • 楽天市場をほとんど使わない人。僕も日用品はAmazonのほうが早いと感じていて、そこは無理に寄せていません

そして正直に書いておきます。僕が実際に使っているのは楽天だけです。ほかの6つは公式サイトを調べた結果で、使った感想ではありません。

料金も条件も変わります。この記事の内容は2026年9月26日時点のものなので、申し込むときは必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。

正確に書くと、僕が使っているのは楽天ゴールドカードです。ただ年会費2,200円の元は取れていませんでした。これから作るなら、年会費無料の楽天カードで十分だと思います。

※ 年会費・還元率・特典の条件は変わります。申し込む前に必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。

まとめ|1位の数ではなく、全部が合格点かで選ぶ

  • 7つ調べて、楽天が単独1位だったのは「スマホ」だけ
  • 銀行の金利とクレカ積立では負けている。でもその差は月500円ほど
  • それでも続けているのは、総合点が高く、穴がないから
  • 1位を集めようとすると、口座もアプリもポイントも散らばる

経済圏を決めるときにやることは、たぶん1つだけです。

自分の基準を先に書き出すこと。

還元率の表を見比べる前に「自分は何を大事にしているか」を書き出すと、選ぶ前に半分くらいは消えます。僕の場合は、大手キャリアを使いたくない時点で3つ減りました。

楽天経済圏で実際に何をどの順番で使っているかは楽天経済圏のはじめ方に、カードの決め方はクレジットカードのおすすめにまとめています。