家計簿は何度か挫折しました。手書きでもエクセルでも、気づけばつけなくなっていました。
そんな僕が、今は家計簿を続けられています。2025年7月から、今も続いています。
意志が強くなったわけではありません。やめたことが2つあるだけです。
- 記入するのをやめた
- 項目を細かく分けるのをやめた
この記事では、続かなかった頃と今で何が違うのかを書きます。
続かなかった原因は「記入する手間」だった
昔の僕は、手書きの家計簿やエクセルでつけていました。
やり方はこうです。買い物をしてレシートをもらう。それを財布や引き出しに保管しておく。あとでまとめて開いて、金額を打ち込む。
この「あとで記入する」が、そもそも続かない原因でした。
レシートを保管しておくこと自体を忘れますし、たまったレシートを前にすると、それだけで作業になります。1日さぼると2日分たまって、2日さぼると4日分たまる。そうなるともう戻れません。
家計簿が続かないのは意志が弱いからだと思っていましたが、今は違うと思っています。続かない作業を毎日やろうとしていただけでした。
昔の僕は食費を6つに分けていた
もうひとつ、続かなくしていた原因があります。項目を細かく分けすぎていたことです。
当時は、食費だけでもこれくらい分けていました。
- 朝食
- 昼食
- 夜食
- コンビニ
- 外食
- スーパー
細かく管理したほうが正確に把握できると思っていたんだと思います。
でも実際にやってみると、記入のたびに「これはコンビニで買った昼食だけど、コンビニに入れるのか昼食に入れるのか」と迷います。迷う時間が発生する時点で、その作業は続きません。
しかも、そこまで細かく分けたところで、結局そのデータを何かに使っていたかというと、使っていませんでした。
今は3項目しか使っていない
今、僕が管理している項目はこの3つだけです。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 固定費 | 毎月決まって出ていくお金 |
| 生活費 | 日々の暮らしに必要なお金 |
| 娯楽 | 固定費・生活費以外 |
食費も日用品費も、まとめて「生活費」です。
分け方が雑だと思われるかもしれません。でもこれで困っていません。むしろ、分けるのをやめたことで続くようになりました。
迷う余地がないので、分類で手が止まりません。
現金だけ手入力して、あとは自動にした
記入をやめたほうの話です。
今は家計簿アプリにクレジットカードとスマホ決済を連携させているので、支払った時点で勝手に記録されます。僕が手で入力しているのは、現金で払ったときだけです。
そして僕はほとんどキャッシュレスなので、手入力する場面自体がかなり少ないです。現金を手入力するのは、多くても月に4回程度です。
つまり、レシートを保管する必要も、あとでまとめて打ち込む必要もありません。続かない原因だった作業そのものが消えました。
どの家計簿アプリを使っているかは楽天家計簿の評判は?マネーフォワードMEから乗り換えた実体験レビューに書いています。キャッシュレスをどう使っているかはキャッシュレスで使いすぎない方法のほうに書きました。
ひとつ正直に書いておくと、この方法は現金払いが多い人にはそのまま当てはまりません。手入力が増えるぶん、僕が挫折したときと同じ状態に近づくからです。その場合は、まず支払い方法を見直すほうが先かもしれません。
見るのは週1回と、現金を入力するとき
「記入しないなら、家計簿で何をしているのか」と思うかもしれません。
僕がアプリを開くのは、この2つのタイミングです。
- 週に1回
- 現金を手入力するとき
やっているのは記録することではなく、確認することです。連携した分は勝手に入っているので、開いて今の状態を見るだけで終わります。
現金の手入力も、結果として家計簿を開くきっかけになっています。入力するついでに、そのまま全体を見る形です。
細かく分けなくても困らない理由
「3項目で足りるのか」と思うかもしれません。
僕が家計簿で見ているのは、予算に対してどれくらい使ったかです。今月の生活費の予算に対して、今どのあたりにいるのか。それが分かれば、月の後半で使い方を加減できます。
そのために必要なのは「生活費がいくら残っているか」であって、「そのうち何円がコンビニだったか」ではありませんでした。
金額の大きい出費は「娯楽」に入れている
3項目でやっていると、どこにも当てはめにくい出費が出てきます。引っ越しや結婚式のような、金額が大きくて毎月あるわけではない出費です。
僕はそういう出費も「娯楽」に入れています。専用の項目は作っていません。
理由は単純で、そういう出費は回数が多くないからです。たまにしか発生しないもののために項目を1つ増やすより、娯楽に入れてしまったほうが迷いません。
大きな出費があった月は、当然その月の娯楽の金額は大きくなります。それでも、項目を増やさずに3つのままにしています。
もちろん、細かく分析したい人や、特定の支出を集中的に削りたい人には、細かい分類が役に立つ場面もあると思います。ただ僕の場合は、細かくしたせいで続かなかったので、続くほうを優先しました。
今のところ、「もっと細かく分けておけばよかった」と思ったことはありません。
つけられない完璧な家計簿より、雑でも続く家計簿のほうが役に立ちます。
予算をどう決めているかはキャッシュレスで使いすぎない方法に、3項目のうち「固定費」を減らす話は固定費を見直すならどこから?6大固定費を減らす順番に書いています。
家計簿を続けて変わったこと
続けていて、実際に役に立っていると感じているのはこの2つです。
- 使いすぎている項目を見直すきっかけになる
- 予算を立てやすくなった
項目が3つしかないので、月の途中で開いたときに、どこが多いのかがすぐ分かります。多い項目が分かれば、そこを見直すきっかけになります。
もう一つが予算です。毎月いくら使っているのかが分かるようになったことで、次の月の予算を立てやすくなりました。
記録そのものより、こうして次にどうするかを決められることのほうが、僕が家計簿を続けている理由に近いです。
まとめ|家計簿を続けるためにやめた2つのこと
僕がやめたのはこの2つです。
- 記入するのをやめた — カードとスマホ決済を連携して、現金のときだけ手入力にした
- 項目を細かく分けるのをやめた — 固定費・生活費・娯楽の3つだけにした
家計簿が続かなかったとき、僕は自分の意志の問題だと思っていました。でも実際は、続かないやり方を選んでいただけでした。
もし今、家計簿を挫折した経験があるなら、もう一度がんばる前に、やり方のほうを変えてみるのがいいと思います。
僕が借金240万円の状態から家計を立て直すために何を変えたのかは、借金240万円から僕が実際に変えたことにまとめています。家計簿をつけ始めたのも、その一つでした。
