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引越しの初期費用は875,662円|ポイント6つのうち守れたのは2つ

引越しの初期費用875,662円。費用を抑えるポイント6つのうち守れたのは2つ
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引越しの初期費用がいくらかかるのか調べると、「家賃の4〜6か月分」という数字がよく出てきます。

ただ、僕が知りたかったのはそこではありませんでした。相場ではなく、実際に払った人がいくら払ったのか。その内訳はどうなっていたのか。そして、安くしようとして、できたのかできなかったのか。

この記事では、実際にかかった金額をそのまま書きます。結論から言うと、875,662円でした。

これは夫婦2人で出した合計です。僕ひとりが払った額ではありません。どちらがいくら出したかは書きませんが、この記事の数字はすべて「世帯として出ていったお金」として読んでください。

引越しの前に、僕は費用を抑えるポイントを6つ知っていました。でも守れたのは2つだけです。何が間に入ったのかも、正直に書きます。

引越しにかかったのは875,662円でした

内訳は、大きく2つに分かれます。

  • 契約のときにかかった初期費用:715,160円
  • 引っ越しと新居の準備にかかったお金:160,502円

足して875,662円です。

契約した部屋の家賃は115,000円、共益費が10,000円で、合わせて125,000円でした。875,662円は、この125,000円のちょうど7か月分くらいになります。

費目ごとの内訳は、家賃を下げた話を書いた「払える家賃」と「貯まる家賃」は違うのほうに全部載せました。この記事では、金額そのものより「なぜその金額になったのか」を書きます。

ひとつだけ先に補足すると、715,160円のうち敷金の115,000円は、退去するときに戻ってくるお金です。出ていったきりではありません。

引っ越す前に、ポイントは6つ知っていました

僕はリベ大(リベラルアーツ大学)でお金の勉強をしていて、引越し費用を抑えるポイントも、そこで知りました。

  • 礼金がかからない物件を選ぶ
  • 仲介手数料は上限まで取られていないか確認する
  • 火災保険は自分で入る
  • 余計なサービスは外す
  • 引っ越し業者は見積もりを取る
  • 繁忙期を避ける

知らなかったわけではありません。契約の前から、全部頭に入っていました。

それでも、守れたのは2つだけでした。

残りの4つがどうなったのかを先に書きます。

守れなかった4つ

礼金172,500円は、交渉の余地がありませんでした

いちばん大きかったのが礼金の172,500円です。家賃の1.5か月分にあたります。

理由ははっきりしていて、犬を飼っているからです。僕が借りた部屋では、ペットを飼うぶん礼金が上乗せされていて、1.5か月分になっていました。

ここは交渉の余地がありませんでした。ペット可の条件とセットになっていたからです。正直なところ、2か月分取られないだけマシだったと思っています。

「礼金ゼロの物件を選ぶ」というポイントは、犬と住む前提だと最初から選択肢が狭まります。守れなかったというより、守れない条件だったほうが近いです。

仲介手数料は、交渉して断られました

仲介手数料は126,500円でした。家賃115,000円に対して1.1か月分です。

仲介手数料には上限が決まっていることを、僕はリベ大で知っていました。だから交渉はしました。

結果は、「特約店だから下げられない」でした。

この「特約店」が具体的にどういう仕組みなのかは、この記事では触れません。言われたことをそのまま書くと、上の一文になります。

知っていても、聞いても、動かないことはありました。ただ、聞かなければ、下げられるのかどうかも分からないままでした。

「とりあえず使ってみよう」で18,000円

契約金の明細には、入居者向けのサポートサービスが18,000円で入っていました。

「余計なサービスは外す」は、僕が知っていた6つのポイントのひとつです。それなのに外しませんでした。

理由は単純で、初めて使うサービスだったので、とりあえず使ってみようと思ったからです。

「外す」と知っていたのに、目の前に知らないものが出てくると「試してみるか」になりました。節約の知識とは別のところで決めています。

見積もりを取らなかったのは、面倒だったからです

引っ越し業者の相見積もりは、1社も取っていません。

「業者は見積もりを取る」はどこでも言われることですし、僕も知っていました。それでも取らなかったのは、実際に家に来てもらわないと見積もりが出せないところもあって、面倒だったからです。

6つのポイントのうち、僕が自分の意思でやらなかったのはここだけです。礼金は条件、仲介手数料は相手の都合、サポートサービスは好奇心でしたが、これは単に面倒でした。

ただ、あとから金額を並べて気づいたことがあります。引っ越し業者に払ったのは44,000円で、総額875,662円の5%でした。

いちばん手を抜いた項目が、いちばん小さい費目だったわけです。仮に相見積もりで業者代が1万円下がっていても、総額はほとんど変わりませんでした。

物件の内見も1件だけでした。でもこっちは理由が違います

ついでに書いておくと、契約した部屋は1件しか内見していません。探していた期間は3週間ほどです。

ただ、こちらは面倒だったからではありません。

SUUMOで毎日のように物件を見ていました。今回で5回目の引っ越しだったので、自分の中に理想のラインと最低限のラインの2本ができていました。

最低限のライン 理想のライン
広さ 35㎡以上 40㎡以上
間取り 1LDK 1LDK以上
風呂・トイレ 別 別
洗面台 独立 独立
ペット 可 可
駅から 徒歩15分以内 徒歩7分以内
家賃 — 13万円以内
築年数 — 10年以内
階 — 2階以上

契約した部屋は、最低限のラインは全部満たしていました。理想のほうも、広さ(40㎡)、家賃(12.5万円)、築年数は収まっています。

届かなかったのは2つです。2階以上ではなかったことと、駅から徒歩12分だったこと。

駅までの距離は理想の7分には届きませんでしたが、最低限の15分以内には入っています。しかも「払える家賃」と「貯まる家賃」は違うに書いたとおり、通勤時間は前の部屋より短くなりました。駅から遠くなったぶん通勤も長くなると思っていたので、ここは予想外でした。

同じ「1件だけ」でも、中身は逆だったと思っています。業者は面倒で比べませんでした。部屋は、比べる準備ができていたから1件で足りました。

守れた2つ

火災保険は自分で入りました

賃貸契約のときに勧められる火災保険は、不動産会社が用意したものをそのまま契約することもできます。僕は自分で入りました。

契約金の明細にも「自己加入」と記載されています。保険料はこの明細には載っていません。

6つのうち、意識して守れたのはここでした。

繁忙期は、毎回避けています

もうひとつは繁忙期です。

これは今回だけの話ではなくて、もともと繁忙期を避けて引っ越しを繰り返しています。その結果、契約の満了がいつも同じ時期にそろうようになりました。

今回あらためて「避けよう」と判断したわけではありません。繰り返しているうちに、満了の時期のほうがそろってきたという順番です。

6つのうち、いちばん手間がかかっていないのがこれでした。

知識と行動のあいだに入ったもの

6つ全部、知識としては持っていました。それでも知識どおりになったのは2つです。

ポイント 実際 あいだに入ったもの
礼金がかからない 172,500円 払った 条件
仲介手数料を確認する 126,500円 払った 相手の都合
火災保険は自分で入る 自分で入った —
余計なサービスを外す 18,000円 契約した 好奇心
業者の見積もりを取る 取らなかった 面倒くささ
繁忙期を避ける 避けた —

こうして並べると、守れた2つには共通点があります。どちらも、その場で判断していません。

火災保険は、知っていたポイントのとおりにしただけです。繁忙期は、過去の引越しでずらしたものがそのまま続いています。

逆に守れなかった4つは、契約のまわりで決まっています。礼金と仲介手数料は相手との話の中で、サポートサービスと見積もりは僕のその場の判断で決まりました。

固定費を下げたときも、同じ形でした。固定費を見直して、減ったのは月23,200円でしたで効いたのは、毎月がんばることではなく、一度変えたらそのまま続く形にしたことです。

引越しの初期費用は、その逆だったのかもしれません。契約の場で初めて考えたことは、ほとんど守れませんでした。

まとめ

  • 引越しにかかったのは875,662円(契約の初期費用715,160円 + 引っ越しと新居の準備160,502円)
  • そのうち敷金115,000円は退去時に戻る
  • 費用を抑えるポイントは6つ知っていたが、守れたのは2つ
  • 守れた2つは、どちらも契約の場より前に決めていたこと
  • いちばん手を抜いた見積もり(業者代44,000円)は、総額の5%しかなかった
  • 内見は1件だけ。ただしこちらは面倒ではなく、最低限と理想の2本のラインを先に持っていたから

これから引っ越す人に向けて、ひとつだけ具体的なことを書いておきます。

契約金の明細をもらったら、「その他の費用」の欄を先に見てみてください。僕の場合、ここに鍵交換代・保証料・サポートサービスが入っていて、合計97,000円ありました。敷金や礼金ほど注目されない場所ですが、金額としては小さくありません。

そもそも引っ越すべきか迷っている段階なら、更新と引っ越し、どっちが安い?の計算機のほうが先です。この記事の金額を初期費用の欄に入れて試せます。

ちなみにこのときの初期費用は、貯金から出しています。その話は貯金があるのに借りましたに書きました。

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ブログに書いた家計の数字を、1投稿につき1つずつ出しています。固定費、楽天経済圏、借金返済の記録など。うまくいかなかったこともそのまま書いています。

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